松江市は島根の東部に位置する人口が約20万人の市で、出雲地方に属します。 日本海に面した場所で日本海気候となるため積雪も観測されますが、県庁所在地でもあり、島根の中心的な都市であることは確かです。 マスコミの取材によると、国内でも住みやすさがナンバーワンの都市が松江市になり、多くの方のアンケートでも定年後の田舎暮らしや移住を希望する方の好みに合うようです。 もっともそこに住む住民の方が住みやすさで評価されている理由の一つには犯罪が少ない治安の良さが存在します。
□松江市ってどんなところ?
もともと日本海側の目立たない地域でもあり、地味な街並みを実現していることもあり、繁華街が広がっていない特徴があります。 繁華街イコール活気の良さに結び付きますが、その反面、犯罪率が上昇傾向を示すことが多いです。 約20万人の人口は全国の都市でも少ない方に分類されるかもしれませんが、人口に対して犯罪の割合が少ないのが特徴です。 市内には繁華街らしいものも存在せず、また店舗型の風俗店なども見当たらないという特徴があります。
風俗店が多い場所は必然的に犯罪率が高まる傾向が見られますが、それは欲望に直結するからです。 犯罪を起こす原動力の一つは人間の欲望であることも多く、欲望をターゲットにした産業が多い場所は犯罪率が増していきます。 ところが松江市は風俗店が皆無な地域であり、しかも隣り近所の絆が強い地域性であるため、それが犯罪の抑止効果を生み出しています。 松江市に住んでいる方の掲示板でも治安の良好さを挙げるケースが多く、重大犯罪が行われることは稀です。
□松江のランドマーク出雲大社は治安にも影響?
なお県内の出雲地方には古代より伝わる神聖な大社が存在し、国内の発祥の地として崇められた点もあります。 つまり多くの方が大社が存在する神聖な地域に近いことをよく意識されており、見えない物に関しての造詣が深い点があることも関係しています。 つまり神に対する信仰心を持たれる方も多く、悪いことをしたら神様の裁きを受けてしまうという気持ちになりやすい点も存在します。 都市によっては人口が約20万人であっても、治安が悪い都市も数多く見られることもあります。
□おわりに
松江市の場合は大人しい方が多く、地道で素朴さを愛する方が多いです。 こうした県民性からも犯罪率が低下しており、国内でも有数の治安の良さにも繋がっています。 もっとも治安の良さがあっても犯罪自体が全くないわけではありませんが、人口の割には犯罪率が高くないというのが特徴的になっています。 物騒な世の中ですので犯罪に巻き込まれたくないのが心情でしょう。犯罪が少ない都市は相対的に安心して暮らすことが可能です。