「松江市へ移住することになったが、どのように賃貸を探すべきか分からない」 このようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。 賃貸の物件探しは、色々と悩むことが多いでしょう。 そこで今回は、松江市で賃貸を検討している方へ、知っておきたい物件探しのポイントをご紹介します。
□賃貸の物件探しのポイントとは
いざ、賃貸の物件探しを始めてみると、自分がどのようなところに住みたいのかがはっきりしてくるでしょう。 そうすることで、自分が求める条件も明確になります。 例えば、家賃の上限や希望の間取りなど、いくつかの条件が挙げられるでしょう。
物件探しは、このような条件を基準に行います。 しかし、自分が求める条件を完全に満たす物件を探すことは、とても難しいです。 実際に、物件を探していると一つの条件をクリアしていても、その他の条件をクリアしていないことも多いでしょう。
そのため、賃貸の物件探しのポイントとして、「優先順位を決めること」が重要です。 不動産会社には、たくさんの物件情報があり、どれも魅力的に見えるでしょう。 優先順位を決めていないと、なかなか決断することができなかったり、妥協して物件を決めたりすることに繋がります。 冷静に物件を選べなくなり妥協することを避けるためにも、希望する条件に優先順位をつけることは大切です。
自分が求める条件をクリアしている物件に住みたいですよね。 「通勤時間は何分までが良いのか」 「家賃は何万円まで許せるか」 このように、優先順位を決めて、そして具体的な数字を用いて条件を絞っていくと良いでしょう。
□世帯人数別の物件探しのポイントとは?
賃貸の物件探しでは、「優先順位を決めること」が重要になると分かっていただけたと思います。 注目するべき世帯人数別の物件探しのポイントもあります。 「一人暮らし層」や「二人暮らし層」、そして「ファミリー層」と分けられるでしょう。
もちろん、条件の優先順位を決めることは、重要なポイントです。 しかし、世帯人数別で求める条件は、それぞれ異なるでしょう。 そこで、どのような条件に注目すれば良いのか迷う方は、次のようなポイントを参考にしてみてください。
*一人暮らし層
一人暮らし層に当てはまるのは、学生や新社会人が多いのではないでしょうか。 学生の場合、「アクセスの良さ」と「家賃」が条件に挙げられる方がほとんどです。 学校に通ったり、アルバイト先に向かったりするうえで、アクセスの良さは、重要なポイントになるでしょう。
また、学生は、収入があまり得られないということもあり、家賃が高すぎると負担が大きくなります。 本人が負担する場合に限らず、両親が負担する場合にも、授業料や仕送りのことを考えると、事前に予算を決めておくことをおすすめします。
新社会人の場合、「職場からの距離」「周辺のお店」が条件に挙げられるでしょう。 皆さんの中にも、新社会人になって、一人暮らしを初めて経験する方もいらっしゃると思います。
職場からできるだけ近い物件を探すことが理想的といえるでしょう。 慣れない一人暮らしと仕事で疲れて帰ってくることも多いので、通いやすい場所を選ぶことをおすすめします。 また、自炊する余裕がないことも多いと思うので、周辺にコンビニや飲食店があると、とても便利です。
*二人暮らし層
二人暮らし層に当てはまるのは、同棲をしている方や新婚の方が多いのではないでしょうか。 同棲の場合、「二人の職場まで距離」や「間取り」が条件に挙げられるでしょう。 二人暮らしをする場合は、どちらの意見も尊重する必要があります。 二人の職場の距離を考えて、中間の地点で賃貸の物件探しを行うことをおすすめします。
また、間取りが狭すぎると、窮屈に感じることも多いと思うので、1LDK以上を目安にしてみてください。
新婚の場合、同棲と違って、将来のことをより考えて物件探しをする必要があります。 将来子供が増えることも想定して「間取り」や「収納」を条件に含めてみても良いでしょう。 家族が増えると、思っていたより収納のスペースが必要になります。 二人暮らしでは、片方の意見だけを取り入れるのではなく、しっかりと二人で相談して物件探しをしてみてはいかがでしょうか。
*ファミリー層
ファミリー層に当てはまるのは、三人以上の家族です。 ファミリー層では、より将来を見据えた賃貸探しをする必要があるでしょう。 子供の年齢が一つの判断基準となり、優先するべき条件は異なるでしょう。
例えば、「間取り」においては、子供部屋が必要になることを考慮することが大切です。 また、「場所」においては、学校までの通学路について考えることをおすすめします。
□まとめ
賃貸の物件探しでは、できるだけ早く自分の住む場所を確保したいという思いもあり、安易に決めてしまいがちです。 しかし、将来自分が住む場所だからこそ、慎重に考える必要があります。 ぜひ、今回の記事を参考に、余裕を持って不動産会社に相談してみてくださいね。