松江市で一人暮らしを考えている人はいらっしゃいませんか。 大学進学や単身赴任など、一人暮らしするきっかけは様々です。 初めての一人暮らしだと、どのくらい費用がかかるのか、予想がつかないですよね。 そこで今回は、賃貸の一人暮らしにかかる初期費用とその抑え方を解説します。
□賃貸の一人暮らしにかかる初期費用
初期費用といっても、どのような種類があるか、分からないですよね。 まずは、部屋を借りる時に必要な初期費用、引っ越し時にかかる初期費用、家電や家具を揃えるための初期費用の3つに分けて解説します。
一人暮らしを始める時に、どの程度お金を用意すれば良いのでしょうか。 部屋を借りる時、最初にかかる費用は、だいたい家賃の5ヶ月分です。 この時の初期費用には、賃貸を契約する時に必要な敷金、礼金、家賃の前払い、仲介手数料などが含まれます。
敷金とは、賃貸を借りる時に保証金として預けるお金です。 退去時に部屋の原状復帰を行うための費用に使われることが多く、返却されることもあるでしょう。 敷金は、だいたい家賃の1~2ヶ月分と考えておきましょう。
礼金とは、賃貸を借りる時に、大家さんに支払う謝礼金です。 こちらは謝礼金ですので、返ってこないと考えておきましょう。 こちらも一人暮らしの場合は、家賃の1~2ヶ月分のことが多いです。
家賃の前払いとは、入居前にその月や翌月の家賃を支払うことです。
仲介手数料とは、賃貸の持ち主が大家さん以外の場合、紹介してくれた人に支払うものです。 こちらは、キャンペーンで無料になっている業者もあるので、探してみると良いでしょう。
また、一人暮らしだと防犯面が心配ですよね。 鍵が古くなっている場合があるので、入居時に鍵の交換をおすすめします。 この時に、鍵の交換費用が必要です。
他にも、火災保険などに入るのであれば、保険料が存在します。 様々な費用がかかるので、事前にどれだけ種類があるか確認しておくと良いでしょう。
引っ越し時にかかる初期費用は、荷物の量や時期、距離で異なります。 荷物の量は、一人暮らしだと少ないでしょう。 また、引っ越し業界は、3~4月が繁忙期なので、この時期は費用が高くなりがちです。 距離は遠ければ遠いほど、高くなっていきます。
具体的な値段は、場所や業者ごとに異なるので、事前に見積もりをしておくと良いでしょう。
家具、家電を揃えるための初期費用は、目安として15万円前後でしょう。 賃貸の中には、元から設置している物件もありますが、今回は全て一から揃える場合を想定します。
家電では、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、テレビ、炊飯器、電子レンジ、照明、冷暖房機、などが必要になるでしょう。 これらを揃えると、10万円前後かかります。
家具では、ベッドまたは布団、テーブル、イス、収納、カーテンなどが必要でしょう。 こちらを揃えると、5万円前後必要です。
以上が、初期費用の種類と費用になります。 一人暮らしでも、ある程度費用が必要になることが、お分かりいただけたことでしょう。 とはいっても、できるだけ費用を抑えたいですよね。 次から、初期費用の抑え方について解説します。
□賃貸にかかる初期費用を抑える方法とは
*敷金、礼金が安い物件を選ぶ
最近では、敷金、礼金が安い物件が存在します。 この時に考えておくべきことは、敷金です。 一般的に、部屋の修繕費用は、敷金から引かれます。 そのため、入居時に敷金がなくても、退去時に修繕費用を要求される場合があるでしょう。
そのため、まずは礼金が安い部屋を探しましょう。 不動産業者に、礼金が安い物件はないか、尋ねることをおすすめします。
*引っ越し費用を抑える
次は、引っ越し費用を抑える方法です。 初めて一人暮らしをする方は、実際に住んでから、必要な家具や家電を揃えることが多いでしょう。 よって、持っていく荷物が少ないのであれば、引っ越し業者に頼むのではなく、レンタカーを利用したり、友達に手伝ってもらったりすると引っ越し費用が抑えられます。
他にも、引っ越し業界の繁忙期である3~4月を避ける方法も有効でしょう。 また、2階以上の賃貸でエレベーターが付いていないと、引っ越し費用は高くなります。 自分の状況を考慮して、物件を探すと費用を抑えられるでしょう。
*基本家賃が低い物件を選ぶ
費用を抑える一番簡単な方法は、基本家賃が安い賃貸を選ぶことでしょう。 一人暮らしであれば、あまりに部屋数が多かったり、広かったりしても扱いきれないかもしれません。 ワンルームでも、十分快適に生活できるでしょう。
例えば、駅から少し離れた物件を選ぶこともおすすめです。 比較的家賃が安く、駅から少し歩くことで、生活に運動を取り入れられるでしょう。
基本家賃が安いと、初期費用は抑えられるだけでなく、月々の出費も抑えられます。 しかし、安すぎて不便な賃貸を選んでしまうと、ストレスがたまることもあり、本末転倒になります。 自分が生活できる範囲で、賃貸を探しましょう。
このように初期費用を抑える方法は、様々です。 まずは、予算を決めて、不動産業者に条件の合った物件を探してもらいましょう。
□まとめ
賃貸でかかる初期費用について解説しました。 初期費用を抑えることで、趣味や交友費に使えるお金を増やせるので、抑えられる所は抑えたいですよね。 基本家賃が安い賃貸を選ぶことで、出費が目に見えるので、分かりやすくおすすめです。